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新着情報 NEW &TOPICS

専任教員インタビュー:安藤恭子教授(後編)

2017.08.03

オープンキャンパス

まだまだまだ暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
次回のオープンキャンパスのお知らせです。
2017年8月8日(火) 10:00(受付開始9:30)より、
本学にてオープンキャンパスが開催されます。


今回の体験授業担当は、安藤恭子先生(写真左)と桂山たかみ先生(同右)です。

安藤恭子先生は、本学で「幼児の図画工作I・II」「保育表現技術Ⅱ(造形)」を担当されています。
小学校の教師としてキャリアをスタートさせ、教育委員会や小学校の校長を経験された後、
子どもや社会人向け講座の講師を経て、現在は本学にて教鞭をとられています。
本学の教授としてのほか、現在でも各種イラストや挿絵の制作、
毎年の作品展など、多岐にわたって精力的にご活躍をされています。
いつもカラフルでお洒落な安藤恭子先生は、物腰は柔らかいけれども保育や教育については確固とした信念を持つ、
とても情熱的な先生で、本学の欠かすことのできない大切な先生の一人です。
これまでオープンキャンパス等に参加された方の中には、安藤恭子先生の魅力や、
図工室にある先生の作品に興味を持たれた方も多いのではないでしょうか。
8月8日(火)のオープンキャンパスで再び体験授業を担当される安藤恭子先生に、
インタビューをお願いしました。
今回はインタビュー後編です。(インタビューの前編はコチラ 中編はコチラ)
好きな食べ物や好きな芸術家など、もっと踏み込んで聞いてみました。
オープンキャンパスでの体験授業もお楽しみに!

―前回までに、これまでのことや保育を学ぶことについてお聞きしました。せっかくですので今回は、好きな食べ物を教えてください(笑)。

ほとんど何でも好きなのですが、今の時期ですと鰻丼は好きですね(笑)。
鰻のかば焼きですね。果物類は、夏でいうとスイカですね。
生クリーム系も嫌いではないですね。プリンも好きです(笑)。

―趣味は、何になるでしょうか。

ガーデニング、エクステリアですね。実のなる木を植えてみたり、四季折々の草花を植えて楽しんでいます。
プランターも直植えもしています。
朝夕には水やりをしていまして、授業のある日は朝5時に水やりをしていますので少し大変です。
オーナメントを置いたりしながら楽しんでいます。
庭には小屋が作ってありまして、そこを趣味の部屋や事務所にしています(笑)。
最近でも、時間があればすぐ苗屋に向かいますね(笑)。

(安藤恭子先生の趣味のガーデニングや庭にある事務所の写真です。
四季折々の様子はきれいに整理され、とても美しく、とても羨ましくなります。)

―美術・図画工作の先生らしい質問になりますが、好きな芸術家はどなたでしょうか。

私は絵本系の作家が好きなので、安野光雅さんには憧れます。
葉祥明さんも好きですね。家がポツンとあってフワァーッとしているものとか。
ああいった方が好きですね。他にもたくさん絵本作家さんは好きです。
イラストレーターですと、大橋歩さんが好きです。
三重県立美術館で企画展を観て、感動とあこがれを持ちました。
他にも、メルヘンチックなものが好きです。癒される絵というか。
だから一時期、ラベンダーの丘シリーズとして、ラベンダーの絵もたくさん描いていました。
お話だとロシア民話の、「森は生きている」(「十二月」)が好きですね。
30年以上、毎年作品展を続けてきまして、その時にはこの「森は生きている」をテーマにすることが多いです。

―作品展もされているのですね。

もう32年になるでしょうか。
昔からの美術の仲間と最初は5人で始めて、今は18人いるグループで行っています。
毎年出展していまして、一度も欠席したことがないのが自慢です(笑)。
最近は大きい作品ではなく小さい作品が多いのですが。
8月22日から27日まで、岐阜県美術館で「ひがし展」として行います。
これまで制作した作品中には、岐阜市内の小学校や中学校の玄関に掛けさせていただいているものもあります。
私の絵は明るいというかメルヘンチックなものですので。他にも岐阜市の教育委員会の教育長室にも飾ってありますね。
それも「森は生きている」ですね。さきほどの中等教育資料の表紙になったのも、「森は生きている」なんです(笑)。

(上段は安藤恭子先生の『美術教育』誌への掲載部分を製本したもの、
および安藤恭子先生の作品が採用された中等教育資料です。
下段は安藤恭子先生が校長先生時代に発行された4年間の学校通信の記録です。
「なぜ学校通信なのか」「なぜ地域に配布するのか」、序文から涙が止まりません。
インタビュー前編にある、「子どもは地域全体の中で育つ」をまさに体現されたものだと感じました。)

―これまで本当にいろいろと経験されてきているのですね。

そうですね。いろいろなことを経験させていただきました。
……そういえば、私には4つ下の妹がいるのですが、妹が小さいころ、
夜間に働く両親に代わって私はよく妹を寝かしつけるために勝手にテーマソングを作って、よく歌っていました。
もしかしたら、それが私の子どもや教育に関心を持つことになった原体験かもしれません。
誰もがそうですが、いろいろなことが相まって今があるんですよね。
何かの縁があって。私も前任校での任期が終わったとき、これで仕事を離れて隠居しようとは思っていたんです。

―そうなんですか?!

でも、この短大のある先生が、私の講座を見て、声をかけてくださって。本当に出会いや縁って不思議ですね。
私は、自分がこの四日市で働くことになるなんて思ってもみなかったんです。
最初に赴任した学校で、社会科見学をするときに、当時の同僚の先生から「四日市に行きたい」と言われたことがあるんです。
社会科見学といえば、たいてい、自動車工場であるとか、そういったところに行くと思うのですが、
その先生の発案で、それで四日市に来たのが私にとっての初めての三重県だったのです。
三重県とのお付き合いも、岐阜県美術館で働いていた時に菰野町の方と知り合って、
そこから広がったこともありますし。三重県内では、教員向けの夏の講習にも行ったこともあります。
縁って不思議ですね。

(授業の中で学生が製作した作品は、とてもきれいにディスプレイされています。
学生や作品への強い愛情を感じる光景です。
上の段にあるのがインタビュー中編に出てきた「カラフルペットさん」。
本学学生の素晴らしいセンスもあり、一つとして同じものはありませんが、
どれも一様に素敵な作品です。)

―最後に一言お願いします。

最初は将来のことなど、ぼんやりしていることも多いと思います。
ただ、まずは楽しんでもらうことで、そこから一つでも自分の手で体験することが、
きっと将来のあなた方の夢につながっていくと思います。
夢は、いろいろなことを体験しながら織り交ぜて実現するものなんですね。
ある時突然生まれるものでも実現するものでもないんです。
なので、ぜひ、この出会い、先生たちや学生たち、建物との出会いを活かせてくれたらと思います。
これが夢の実現につながるのではと思います。

いかがでしたか。
今回、聞き手は、編集しながら最後は涙で画面が読めなくなりました。
安藤恭子先生、桂山たかみ先生に限らず、本学にはとても素敵な先生方が集まっています。
ぜひオープンキャンパスにて、出会っていただければと思います。
次回のオープンキャンパスは8/8(火)10:00より行います。
お待ちしております!

お申し込みはこちらから!

【お問い合わせ先】
ユマニテク短期大学
TEL : 059-356-8170
MAIL :koho@jc-humanitec.ac.jp

大切な連絡です!

☆安藤恭子先生の作品展情報☆
“第32回 岐阜G ひがし展”
会期: 2017年8月22日(火)~27日(日)
午前10時~午後6時(最終日は午後4時)

会場: 岐阜県美術館 県民ギャラリー(入場無料)
岐阜県岐阜市宇佐4-1-22
TEL: 058-271-1313