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新着情報 NEW &TOPICS

専任教員インタビュー:安藤恭子教授(中編)

2017.08.02

オープンキャンパス

まだまだ暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
次回のオープンキャンパスのお知らせです。
2017年8月8日(火) 10:00(受付開始9:30)より、
本学にてオープンキャンパスが開催されます。


今回の体験授業担当は、安藤恭子先生(写真左)と桂山たかみ先生(同右)です。

安藤恭子先生は、本学で「幼児の図画工作I・II」「保育表現技術Ⅱ(造形)」を担当されています。
小学校の教師としてキャリアをスタートさせ、教育委員会や小学校の校長を経験された後、
子どもや社会人向け講座の講師を経て、現在は本学にて教鞭をとられています。
本学の教授としてのほか、現在でも各種イラストや挿絵の制作、
毎年の作品展など、多岐にわたって精力的にご活躍をされています。
いつもカラフルでお洒落な安藤恭子先生は、物腰は柔らかいけれども保育や教育については確固とした信念を持つ、
とても情熱的な先生で、本学の欠かすことのできない大切な先生の一人です。
これまでオープンキャンパス等に参加された方の中には、安藤恭子先生の魅力や、
図工室にある先生の作品に興味を持たれた方も多いのではないでしょうか。
8月8日(火)のオープンキャンパスで再び体験授業を担当される安藤恭子先生に、
インタビューをお願いしました。
今回はインタビュー中編です。(前編はコチラ)
保育を学ぶおもしろさや体験授業についてお聞きしています。
オープンキャンパスでの体験授業もお楽しみに!

―保育で美術や図画工作を教えることのおもしろさはどこにあると考えておられますか。

学生さんと一緒にやっていけるというのが面白さだと思います。
学ぶ対象は幼児になりますが、幼児といっても年少や年長で発達は大きく異なりますよね。
その子たちにいかに楽しく、創造的なことを学びながら体験させていくか、ということ考えながら行えることだと思います。
いろいろイメージが豊かになりますし、それを学生さんに語りかけながらやれるところにおもしろさがありますね。
たとえば、どこまで保育者は援助するべきか、そしてどこから子どもに任せて子どもの創造的な部分を引き出せたらいいのか……。
そうして学生たちもいろいろ考えて、糊であれば、口に入れてしまうかもしれないからボンドではなくてでんぷん糊がいいなとか、
この発達段階であればハサミは無理かなあとか。でも年長さんならこれは先生がサポートすればできるかな、とか。
幼児の発達段階に応じて、それを想像しながら、それが現場で役立っていけるよう、一緒に考えていけるところが楽しいというか。

―授業は、業(わざ)を授けるだけではなくて……。

そうですね、ただの図画工作ではないんです。
「幼児の図画工作」の、「幼児の」にとても意味があるんです。
学生は小学生に戻って授業を受けるわけでも、小学校の復習をするわけでもないんです。
幼児のための図画工作のあり方について、実習しながら学んでいくということは意識して伝えています。
竹串ひとつとっても、これって先がとても尖っていますよね。
これを幼児が扱う場合にはどうするか。先を切り落とすか、やすりで先を丸めるか、
こういった安全面についても、常に幼児を意識した内容を行っています。
それに授業では私のオリジナルな内容を取り入れたいと考えていて、
幼児の身近にあるものを素材に取り入れたいと考えています。
身近にあるものを、いかに効果的に、楽しいものに変化させていくか。
そして完成したらそれで終わりではなくて、
その先にそれを活かしていけないか、ということも考えています。

―何か具体的な例はありますか。

お花紙、ってありますよね。
幼稚園や保育所では、このお花紙って入園式や卒園式の飾りつけに使われていますが、
これを行事が終わった後に捨ててしまうのではなく、何かに使えないかな、と思って、
ペットボトルの中に入れて色を楽しむ製作(「カラフルペットさん」)を考えました。
さらにそのあとにもただ捨ててしまうのではなく、
それをザルに出して乾燥させることで、「紙漉き」ができるのでは、と、いろいろと研究しています。
学生さんもそうなのですが、自分もワクワクドキドキ、まだ新しいものに挑戦していくことを、
私たち教員はみんな、このユマニテク短期大学の先生方は持っていると思うんです。
常に新しいことを、常に前向きに、常にクリエイティブに。
それをいかに学生と一緒に織り込んでいくか、自分の研究課題と一緒に織りなしながら……。
そして、独善ではいけませんので、常に学生の反応も見ながら進めています。

―体験授業ではどんなことをされるのでしょうか。

題名は「ドキドキ・シュッ!ポンポンと押して楽しむうちわ作り!」なんですね。
一枚のうちわ作りに、表と裏で二種類の活動があります。
ポンポンは想像できるでしょうか。子どもたちが大好きなスタンピングですね。
カラフルなスタンピングに挑戦してもらおうと思います。裏面では、シュッ!ですが、これは当日のお楽しみです。

―体験授業に参加された学生にはどんなことを学んでほしいですか。

まず「作るって、描くって、楽しいな」ということを、
見るだけではなくて自分がやってみると楽しいな、ということを経験してもらいたいなと思います。
また「幼児のための図画工作」として、少しハサミやカッターなども扱いますが、
そこでこれなら年少さんできるかな、これなら年中さんできるかな、これは先生だけかな、
という技術的なことも、少しだけ考えてもらえるようにと思っています。
そしてデザイン力なども楽しみながら学んでもらえればと思います。

―では、まさに授業で行われていることの大事なこと、エッセンスが少し体験できるということですね。

そうですね、時間は通常の授業よりも短いのですが、その一部、一端は経験できるのではと思います。

―ありがとうございます。体験授業が楽しみです!

後編に続きます!(後編は8/3に公開予定です)

いかがでしたか。
本学には、とても素敵な先生方が集まっています。
ぜひオープンキャンパスにて、出会っていただければと思います。
次回のオープンキャンパスは8/8(火)10:00より行います。
お待ちしております!

お申し込みはこちらから!

【お問い合わせ先】
ユマニテク短期大学
TEL : 059-356-8170
MAIL :koho@jc-humanitec.ac.jp