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新着情報 NEW &TOPICS

専任教員インタビュー:安藤恭子教授(前編)

2017.08.01

オープンキャンパス

まだ暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
次回のオープンキャンパスのお知らせです。
2017年8月8日(火) 10:00(受付開始9:30)より、
本学にてオープンキャンパスが開催されます。


今回の体験授業担当は、安藤恭子先生(写真左)と桂山たかみ先生(同右)です。

安藤恭子先生は、本学で「幼児の図画工作I・II」「保育表現技術Ⅱ(造形)」を担当されています。
小学校の教師としてキャリアをスタートさせ、教育委員会や小学校の校長を経験された後、
子どもや社会人向け講座の講師を経て、現在は本学にて教鞭をとられています。
本学の教授としてのほか、現在でも各種イラストや挿絵の制作、
毎年の作品展など、多岐にわたって精力的にご活躍をされています。
いつもカラフルでお洒落な安藤恭子先生は、物腰は柔らかいけれども保育や教育については確固とした信念を持つ、
とても情熱的な先生で、本学の欠かすことのできない大切な先生の一人です。
これまでオープンキャンパス等に参加された方の中には、安藤恭子先生の魅力や、
図工室にある先生の作品に興味を持たれた方も多いのではないでしょうか。
8月8日(火)のオープンキャンパスで再び体験授業を担当される安藤恭子先生に、
インタビューをお願いしました。
今回はインタビュー前編となります。
オープンキャンパスでの体験授業もお楽しみに!

―もともと美術に興味を持ったきっかけを教えてください。

私は小さいころから建物の絵を描くのがわりと好きでした。写生大会で絵を描いたりとか。
こっそり人の似顔絵を描いたりすることも好きだったんです。授業中には先生の似顔絵を描いたりしていました。
国語の先生はこんな顔、数学の先生こんな顔、とか。
それで周りの人たちが「なかなか上手いじゃない」ってほめてくれたのがきっかけで、
どんどん絵を描くようになっていきました。
それと、高校生の時に、担当していただいた美術の先生に教えてもらったことがとても興味深かったことも大きいですね。
短時間に物の形を捉えて絵を描くとか、一本の木を立体的に描くとか、やっていて大変楽しいなと思ったんです。
それに製図的なことも教えてもらったのですが、もともと建物の絵を描くことも好きだったこともあって、
どんどん興味を深めていきました。
それから私はとある大学の教育学部の美術工芸科に進んだんです。そこで美術を専門に学びました。

―もともと絵を描くのが好きだったのですね。

そうです。最初は遊び心だったのですが、美術を専門に学ぶようになって。
それからも新聞社さんからイラストを頼まれたりとか、民話の挿絵だったり、県が出す冊子の表紙を描いたりとか。
教育委員会にもいたこともありましたので、文部科学省の中等教育資料の表紙に、運よく二度採用されたりとか。
最初は本当に遊び心だったんです。それがいろいろな人との出会いがあって、今に至ると思っています。

―当初から、美術家よりも先生になりたかったのですか。

当初から先生という仕事に興味がありました。
私が小学生のころ住んでいた場所のすぐ近くに、そのような大学がありまして、
そこの学生さんに接する機会があったんです。絵を描いているところをのぞかせてもらったり、
私は小学生なので油絵なんて描いたことなかったんですが、「描いてみる?」って声をかけてもらって、
油絵をちょっと描かせてもらったり。それは小学校の高学年の頃ですね。
「将来、先生になる人たち」との出会いがありました。

―いい先輩に出会った、いい環境に出会った、ということが……。

そうですね、もともとそういった環境にありました。
ただ、先生という仕事に興味を持った決定的なきっかけは、「三太物語」という物語がありまして。
そこに花荻先生という山の分校の先生が出てくるんですね。
主人公の三太がいろいろな経験をするのですが、そのやりとりがとても楽しくて、
そこに強い憧れを持ったことでしょうか。これが小学校の低学年の頃ですね。
この作品はドラマや芝居にもなっています。

―なるほど。チェックしてみます。

私には、子どもは学校の中”だけ”で育つのではなくて、
地域全体の中で育っていくという考えがあります。
その考えは、この本からきているのかもしれません。

―小学校の校長先生を経て、どのようなきっかけで保育者を育てる学校で働くことになったのでしょうか。

その間にもいろいろありました。
校長として働く前には県の教育委員会で働いていて、小中高の全体の行政にも関わらせていただいたこともあります。
そこからいろいろな先生たちとの出会いがありました。
退職した後は県の美術館で、大人から幼児までを対象とした講座を開くことになりました。
平面から立体までいろいろな作品の講座を担当させていただきまして、それに美術館の企画も担当させていただきました。
そこで学芸員さんと一緒に、改めて絵の勉強もすることができました。
ゴヤですとか、ロシアン・アバンギャルドですとか、3年間勉強させていただきました。
それから別の学校に声をかけていただいて、そこではじめて保育者を育てる学校で働くことになりました。
私は小中高の免許がありますので、そういった教育系の先生を探されていたそうです。
さらにそこでも3年間働かせていただきました。

―そうだったんですね。

私は、ありがたいことに行政や学校全体のことも経験しておりましたし、
それに前にいた学校でも多くの同僚の方はそれぞれの専門分野があるのですが、その話を聞いていくうちに、
自分の中でも、教科の中で自分は学生に何を示していくべきなのか、改めて考える機会にもなりました。
本当に環境がよかったのだと思います。

―ありがとうございます。次回は、保育における美術や図画工作のおもしろさついてお尋ねしたいと思います。

中編に続きます!(中編は8/2に公開予定です)

いかがでしたか。
本学には、とても素敵な先生方が集まっています。
ぜひオープンキャンパスにて、出会っていただければと思います。
次回のオープンキャンパスは8/8(火)10:00より行います。
お待ちしております!

お申し込みはこちらから!

【お問い合わせ先】
ユマニテク短期大学
TEL : 059-356-8170
MAIL :koho@jc-humanitec.ac.jp