第3回ユマニテク教育研究所 三重県地域連携教育フォーラムのご案内
ユマニテク教育研究所においては8月に第6回の教育フォーラムを実施し、熱心な先生方や教育関係者、地域の方々に研修を行っていただきました。
さて、今回は第3回の地域連携教育フォーラムをご案内させていただきます。昨年12月に実施した第2回フォーラムでは、高等学校において昨年度から実施されている新学習指導要領における授業に焦点を当て、「主体的、対話的で深い学び」(アクティブラーニング)をそれぞれの教科や「総合的な探究の時間」においてどのように実践するかをテーマに「授業デザイン」ワークショップを行いました。皆さんの日ごろからの実践や知恵を持ち寄り、議論・情報交換することで、生徒の「学ぶ力」につなげる機会になったと自負しています。多くの学校や個人での実践を持ち寄り交流することで、校内での研修を超えたパワーを得ることができたことでしょう。今回は昨年度参加いただいた先生方に、その後の1年間で自身の授業にどのような変容があったかを発表していただくとともに、具体的な授業デザインについてグループでディスカッションを行うことで、それぞれの先生の授業力向上につなげることを目的として行います。実施要領、申し込み方法は下記の通りです。
なお、このフォーラムは有志で教育・授業に関する勉強会を実践している三重県若手進路研究会と共催にて行います。また、コロナ感染の状況等で突然、中止になる可能性があることを申し添えます。
開催概要
- 開催日
- 2023年12月2日(土)
- 時間
- 13:30~17:00(受付13:00~)
13:30~14:30 三重県若手進路研究会(南伊勢高校 佐々木亮輔先生)
14:40~17:00 昨年度参加者の発表と授業デザインワークショップ
- プログラム
- *「授業デザイン」とは?
「子ども一人ひとりの学びのストーリーを大切にしながら、それを編み上げてシナリオを作る作業」(藤江康彦)
1.場 所
ユマニテク短期大学406教室 (定員100名規模)
*ワークショップ形式のため407教室も予備として使用します
2.募集人数
三重県内教員(高校を中心とする) 60名
3.講 師
鈴木建生(ユマニテク短期大学学長・教育研究所顧問)
4.参加費
無料
5.参加資格
三重県内の教員でアクティブラーニング、アクティブラーニング型授業を実践している方、実践してみたいと考えている方、もしくは自身の授業改善に興味のある方
6.受講までの手順
①申し込みを受けたら確認メールと一緒に受講のための事前学習用の資料を添付します
当日までに資料をお読みいただき、ディスカッションの資料とするためお持ちください。
②当日は4~5人のグループで事前にお願いした先生が作成したモデルとなる授業案をもとにディスカッションを行います。
③その後、ワールドカフェ方式で情報交換を行い、元のグループに戻ってそのグループの意見集約を行います。
④各グループによるプレゼンを行います。
⑤最後に、振り返りシートを兼ねたアンケートを各自で記入します。
*併せてのご案内
当日は午前中、三重大学大学院教授 中西 良文 先生による「小中高の先生方への論文の書き方講座」を開催いたします。ユマニテク教育研究所では毎年、地域の教育力向上を目的として、「ユマニテク教育研究所紀要」を発行しています。日々の教育実践を研究報告にまとめて発表することは、先生方の研修にもなり教育力向上にもつながる有意義な実践になります。ぜひ、この機会に紀要への掲載もご検討いただくとともに、この講座を利用して先生方の教育力向上につなげてください。また、この講座を受講していただくことは、生徒の探究学習をプレゼンや論文にしていくためのアドバイスにもつながります。多くの先生方の受講をお待ちしています。ご希望の方、興味のある方はフォーラムと同じメールアドレスにお申し込み、お問い合わせください。
◎「小中高の先生方への論文の書き方講座」
12月2日(土)9:00~12:00 ユマニテク短期大学406教室 参加無料
お申し込み方法
申し込み方法 すべて以下のメールを通じて行います。
suzuki.tatsuya@ohashi.gr.jp
①お名前(ふりがな)
②所属(学校等)
③メールアドレス
④緊急連絡先
⑤年齢
⑥教員経験年数(⑤、⑥はグループ分けのために必要です)
以上6点をお書きの上、メールにてお申し込みください。(確認メールを送ります)
*申し込み期間 10月20 日(金)~11月20 日(月)