総合型選抜Ⅰ期の出願が始まりました。
総合型選抜Ⅰ期の出願について、下記の通りご連絡します。
エントリーを通過された受験生が出願可能となります。
出願期間:9/12(月)~10/21(金)必着
入試日(書類審査):10/28(金)※本学に来る必要はありません。
合否発表:11/4(金)
第5回ユマニテク教育フォーラムを行いました。
8月11日(木=祝)ユマニテク短期大学において夏休み恒例となった「教育フォーラム」を今年も実施しました。
このフォーラムはユマニテク教育研究所が主催し、地域の教育力向上を目的として毎年行っているものです。
第5回目の今回は高等学校においてこの4月から実施されている「新学習指導要領」に焦点をあて、とりわけ大きなテーマになっている「生徒の主体的、対話的で深い学び(アクティブラーニング)」と「総合的な探究の時間」の2つについて、どのように実践していくかを参加者全員で考える機会として開催しました。
この2年間はコロナ禍に悩まされながら、感染防止に最大限の注意を払いつつ実施してきました。
「今年こそは」そんな心配のない中で、先生方が思い切り研修、勉強しあえる場にしたいとの願いもむなしく、人数制限、大声を避ける、暑い中でも換気に努め、マスク越しでの会話を行うなど、慣れてきたとはいえ、またまた制約の大きい中での開催となりました。
しかし、参加してくださった先生方の熱意はそんな不自由さをかき消すほどで、今回も大変有意義なフォーラムになったと思います。
第1部は生徒の主体性を引き出す授業を目指し、「自己調整学習」を研究している三重大学の中西良文教授をお招きして「アクティブ『ラーニング』の質を高めるためには」とのテーマで、学習心理学の観点から基調講演をお願いしました。
アクティブラーニングの質を高めるためには「学習の仕組み」を知って活用することが重要である、との基本的な考えから、学習者中心で考え、学習者の論理を大切にし、学習のプロセスに自身が積極的にかかわる、など「自己調整学習」を進めていくことが大切だ、と会場の先生方へ新たな学習指導要領の下での授業実践を提案していただきました。
今年のフォーラムも三重県内の若手・中堅の先生方が自主的に教育研究や勉強を行っている「三重県若手進路研究会」とコラボして実施しました。
第2部ではその若手研究会が主体となり、探究学習をテーマにワークショップを行いました。
講師として「認定NPO法人カタリバ」から、全国高校生マイプロジェクト全国事務局の内海博介様、鈴木胡美様、長谷川大介様の3人をお招きして「探究学習における生徒との関わり方~学び・成長を促す伴走~」をテーマに会場の先生全員で考えを深める時間を共有しました。
生徒の学び・成長のためには教師は「指導・転ばせない」といった従来の考え方から、「伴走者」として「支援・失敗から学ぶ」とのスタンスの変化を求められていること、その役割も「寄り添う・引き出す、考えを促す、アドバイスする、コーディネートする、振り返りを促す」など大きな「チェンジ」が求められること。
まさに新たな時代の教師の役割変化についての考え方は「目から鱗」であっただろうと思います。
また、生徒が探究を進めるにあたってそのフェーズを「導入期・成長期・成熟期」の3つに分け、各フェーズにおける生徒の状態に応じてどのようにかかわるか、具体的な事例を示しながらアドバイスをいただきました。
どちらのパートも自分自身の勉強になっただけでなく、それぞれの学校に持ちかえって実践につなげることができる内容になったのではないでしょうか。
ユマニテク教育研究所では地域貢献事業としてこのようなフォーラムを毎年1~2回開催しています。
今回残念ながら欠席になった方も次回の参加をぜひともお待ちしています。
また、個別の学校においても教員の資質向上、生徒の学力向上、保護者への情報提供などお手伝いさせていただいています。
ご希望があれば、ぜひお申し出ください。
また、先生方の研修・勉強の成果を「ユマニテク教育研究所紀要」に掲載していただくことで、ご自身の実践・教育を広くアピールしていただくこともできます。
こちらの方も投稿のご希望があれば教育研究所に連絡ください。(文責:副所長 鈴木達哉)
8月16日 オープンキャンパスが開催されました
8/16(火)、この夏最後のオープンキャンパスが行われました🏫✨
午前は「保育職の魅力・あそび体験授業」をテーマに
保育に関する製作や運動遊びの授業を、実際に体験していただきました!
まず1つ目は、長年、現場でご活躍されていた山野栄子先生による、
「保育職の魅力」を知るをテーマとした講義です。
チラシを使用した製作や、折り紙でコースターの製作を行いました!
また、活動の所々で山野先生の現場での経験談があり、
保育職の魅力についての学びが深まりました✨
そして2つ目は、大矢知佳先生による、新聞を使った「運動あそび」の講義です。
まずは、身近にある新聞を丸めて、ボールの作り方を学びました。
そして、手作りボールを使ったゲームに挑戦!🥎🏃♂️
グループで協力しながら、投げる・転がす・入れる・当てる等
様々な動きを楽しみながら経験できる、運動遊びとなりました✨
午後は、今年度入試前最後の「入試対策」でした。
本学の入試に関する説明に加え、総合型Ⅰ期の課題対策や小論文や面接の対策など
これからの入試に向けた内容を、詳しく丁寧にお話をさせていただきました。
参加いただいた皆さんの真剣な眼差しに、気持ちも引き締まる思いでした!
みえアカデミックセミナー2022で本学の安藤恭子先生が講演されました
2022年8月24日(水)
みえアカデミックセミナー2022
会場:三重県生涯学習センター
講演タイトル:子どもの絵に学ぶ-発達とその特性-
講師:幼児保育学科教授 安藤恭子
みえアカデミックセミナー2022で本学の安藤恭子先生が講演されました。安藤先生は長年小学校などで子供の絵画指導に携わってこられました。そのご経験を踏まえ、子どもの絵の世界観について、実際の作品を鑑賞しながら、大人が受けとる教訓や子供の次への表現のきかっけの与え方等について語られました。
最初に「まほうのマイク」とご自身のお顔が描かれた「ペープサート」で挨拶されました。どちらも本学の『幼児の造形表現』や『基礎ゼミ』の授業で制作しているアイテムになります。
小学校低学年の芋ほりの絵では、舞台に4枚の絵が飾られ、会場の受講者の皆様に自分の推しの絵を選んでもらいました。それぞれ代表4名の方に推しの理由を発表してもらうなど、終始和やかな雰囲気で行われました。芋ほりの絵からは子ども一人ひとりのこだわりが見えてきて、大きなお芋だったりお姉ちゃんから借りたスコップがメインだったり、芋よりも蔓のほうが印象的だったり・・・。大人は全体的に捉えがちですが、子どもは自分が描きたいと思ったものを一生懸命描くということが、よく表れており楽しみながら学ぶことができました。
他にも古いカーテンで作られた絵や、物語に沿って表現できる貼り絵、水彩絵の具の扱いなど盛りだくさんの内容となりました。この講演の様子はアーカイブ化され、後日みえアカデミックセミナー2022(三重県生涯学習センター)のホームページよりオンデマンド視聴の申し込みができるようになります。ご興味がございましたらぜひチェックしてみてください。